校 長 押尾 雅友 |
三原は、山と海に囲まれ自然豊かな地域で、本校は三原の中心地に位置しています。
本校の歴史は古く、大正4年9月に「広島県御調郡三原産婆看護婦養成所」として発足し、昭和11年11月15日に三原市制の施行時に、同年12月御調郡医師会より三原市医師会が分離し、名称を「三原市医師会三原看護婦学校産婆学校」と変更。昭和27年9月8日には「三原市医師会付属准看護婦養成所」、更には、昭和35年4月に「三原市医師会付属准看護学院」と改称。その後、昭和52年4月11日に現在の「三原看護高等専修学校」と名称を変更し、今年度は41期生が入学しました。また、当校は昭和40年に最初の男性の入学が記録されており、准看護師を目ざそうとする男性もこの後から徐々に比率が高くなってきています。本校は働きながら学べ、准看護師の受験資格が取得でき、広島県准看護師資格試験の合格率も高く、進学する学生も多くいます。地域医療の発展維持に寄与することができるよう支援を行っています。また、さらに知識・技術を深めるため看護師免許の受験資格が得られる学校が近接しています。
我が校のMottoは「人間性を研く看護教育」です。看護教育とは何かということになるわけですが、基礎学習から実習の学習を通して、看護の基礎を学ぶことで知識は得られるでしょうが、それだけでは看護師にはなれません。看護の対象になる人は、人格をもった人間です。それゆえに、看護師が自分についてよく知っていなければ患者さんを理解できないでしょう。患者さんから学ぶことが多いぐらいです。患者さんの訴えをよく聴いてあげて、患者さんの立場になって寄り添い、思いやり・優しさを示してあげることです。 患者さんは、とてもつらいことを話される場合もあります、自分はまだ未熟だと感じます。それが大事なことです。そこで自分を知っていくことです。思い悩みます。悩む事で自己確立していただければ幸いなことだと思います。その為に教員がいるので相談してください。 また、学内での演習も充実しており、母体施設である医師会病院や他の臨地実習施設での技術習得にも力を入れております。そのためには、我々教員及び三原市医師会は准看護師になりたい方々を全面的に応援いたします。
是非当校に入学し、「確かな技術力で未来を」一緒に創れることを期待しております。
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